WORKING-POORと秩父事件
タイトルは前半は講演、後半は映画です。講演は経済評論家の内橋克人氏、映画は秩父事件(1884年、明治17)を映画化した「草の乱」でした。
内橋氏のお話は「様々な世の中の状況を見抜く力を持とう」というもので、「1.Working-Poorが増え、2.限界過疎地が国土の53%にもなり、3.所得移転の構造になっていることを指摘し、改革が次ぎの改革を必要としている」ということでした。
「草の乱」は秩父困民党会計長、井上伝蔵(主演、緒方直人)を主人公に「秩父事件」の流れを追ったものです。講演でもありましたが日本人の特質「弱いものには強い」「強いものには弱い」中で、声をだけでなく行動まで起こしたことに驚異を感じました。
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2年前に秩父事件の探索に現地へ行ってきました。
「120年前に日本にも凄いやつらがいた」を実感して来ました。
投稿: リン・ロング | 2006年12月 7日 (木) 16時06分