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2007年7月 5日 (木)

日本人の老後

 「日本人の老後」とは本の題名(長山靖生著、新潮選書刊)です。著者は40代半ばの歯科医で、この世代に何が分かるかと疑問に思って読んだのです。でも、なかなかどうして・・、団塊世代のみならずその予備軍にもお薦めです。

・読後感です・・

老人観の歴史については、長寿はめでたいもので、老人は敬うべき存在だったのは疑問の余地はない。でも実際はどうだったのか?

著者は言います。孔子は「老人は労わるべきだが、老人側が労わられて当然と傲慢に構えることは嫌った。そして老人に、いつまでも“有用な人”であることを望み、礼節を学ぶ向上心の持続を促した」という。儒学の「忠」の対象は「君」であって、上司全般ではない。「孝」の対象は「親」であって「老人」全体ではない、「孝」は「敬老」ではなかったのです。

確かに姨捨山伝説や、町奉行が親孝行の息子を報奨したことなど、裏を返せば、日常的に親を省みなかった子供がいたということですね。親世代からみれば、立派に子供を育てなければ「孝」は期待できないことになります。

教育再生にも触れています。新教育基本法では「わが国と郷土を愛する・・態度を養う」とあるが、維新以来、「国」は「郷土」を抑圧する政策を進めてきた。「近代化」とは国民に家族解体を強要するものだった。再生するものは過去のどこにもない、というのです。

あるべき老後は「自分自身が“創造”して、ただ自らの信じるように生き抜くことだ」と結論づけています。

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