“夏草や兵どもが夢の跡”芭蕉
夏草はあくまで青く、踏んで歩くと、くるぶしまで草に埋まってしまうほど伸びていました。
そこはタイトルの芭蕉の句がピッタリの風景が広がっている場所でした。
源氏三代(源義賢、義仲、義高)の史跡を訪ね歩く旅は、まず埼玉県嵐山町にある菅谷館跡の訪問から始まりました。ここには県立嵐山史跡の博物館があります。
学芸員の方から館内で説明を聞き、その後城郭を案内していただいたのです。梅雨の晴れ間で強烈な太陽が照りつける日でした。
時代は、いっきょに鎌倉時代に遡ります。ここは源氏の武将、畠山重忠の館と伝えられている史跡です。13万㎡の面積があり、城郭は本郭を取り囲むように二の郭、三の郭、西の郭、南郭が配置されています。
各郭は深い堀と高い土塁に囲まれ、敵が容易に攻め込めないようになっています。
城郭見学後は源義賢(源義仲の父)の墓、大蔵館跡(源義賢の館跡)、鎌形八幡神社(義仲の産湯に使ったと言われる泉がある)、班渓寺(義仲生誕の地と言われる寺)を訪ねました。
周りの濃い緑、ゆったり流れる時間、人影のない道路、
日頃のストレスが汗とともに流れた1日でした。
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