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2008年8月25日 (月)

日本の文化にもっと自信を持とう

 ハインリッヒ・シュリーマンの紀行文「シュリーマン旅行記清国・日本」(講談社学術文庫)については「お気に入りの本」で紹介しました。

1865年6月1日~同年9月2日までの3ヵ月間の日本紀行文です。
これを読むと日本の文化にもっと誇りと自信を持ってもよさそうな気がします。

彼はヨーロッパ人としての経験と中国への旅を通して、これらと対比して客観的に日本の情景を書いています。本文および解説から少しご紹介します。

タタミ部屋について、タタミならヨーロッパの寝室を満たしている豪華な家具調度品は必要ないとしたうえで
“美しいござ(タタミ)に慣れたら、今(豪華な寝室)と同じくらい快適に生活できるだろう。・・・もしヨーロッパの親たちが日本の習慣を取り入れて、子供たちの結婚準備から解放されたら、それはなんといういう励ましになるだろう”

“・・・日本の米はとても質が良く、カロナイナ米よりよほど優れている”

“日本人はみんな園芸愛好家である。日本の住宅はおしなべて清潔さのお手本になるだろう”

“日本人が世界でいちばん清潔な国民であることは異論の余地がない”

“・・・この国には平和、行き渡った満足感、豊かさ、完璧な秩序、そして世界のどの国にもまして耕された土地が見られる”

“玩具の・・・仕上げは完璧、しかも仕掛けがきわめて巧妙なので、ニュルンベルクやパリの玩具製造業者はとても太刀打ちできない”

“彼ら(日本の役人)に対する最大の恥辱は、たとえ感謝の気持ちからでも、現金を贈ることであり、また彼らの方も、現金を受け取るくらいなら「切腹」を選ぶのである”

解説者は“上記のことは、ついこの間までそうだと信じて疑わなかったことである。今も大半がそうであると、信じたい気持だけはある”と結んでいます。

日本紀行の先んじてシュリーマンは中国(清国)を訪れています。先に清国編を読むと日本に関する文が鮮明になります。

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