官僚のチカラ
某地域の再生事業(街おこし、村おこし)計画がまとまり、いざ、地元企業や大学が連携して具体的事業を始めようという時期に予算を握っている省庁から、役所の息がかかった企業を使えと横槍が入ったということです。1年間かけて作った計画は白紙に戻すといわれたとか。私は計画作りを多少のお手伝いをした関わりがあります。
国からどういう経路で来たか知りませんが、事業の現場には市町村職員が連絡してきました。この企業を調べたら、本社は東京にあり、仕事は自治体関係が殆どで、明らかに役所と密接なつながりがありそうです。また当該再生地域の職員は異動で転勤、新しい職員が着任したばかりです。事業の形が見えたところで割り込む、やり方がセコイ!
予算で地方をしばり、執行された予算がまわり巡って戻ってくる仕組みを垣間見た思いです。産・学・官のプロジェクトですが、地域の力を結集して、自分たちの知恵で乗り切ってもらいたいと願っています。
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