いつまでもあると思うな親と金、それに会社も
北海道の老舗百貨店「丸井今井」が民事再生法を申請して事実上の倒産をしました。
流通業に携わっていた私は北海道が大好きです。出張、旅行など数え切れないほど訪ねています。広い大地、おおらかな気性など何か気持ちが落ち着かせてくれます。
北海道といえば、丸井今井、北海道新聞(道新)、無くなった北海道拓殖銀行などが名門企業でした。道民からの贈り物も「丸井今井」の包装紙が多かった記憶があります。
定年間際に同じ小売業に勤めていて、倒産の場に直面した私にとって従業員の気持ちは痛いほど分かります。求人が少ない地域では、次の職場を探すことは大変だと思います。
親は先に亡くなります。金も使えばなくなります。自明の理ですね。最近は会社も永遠でなくなりました。特に流通業は経営の基盤が弱く、社会の変化に対応できなくなったら、一瞬に消えてしまいます。
常日頃、会社の仕事一辺倒ではなく、人脈作り、技術の習得、余裕資金作りなどに心がけておかないといけません。特に若い人に言いたいと思います。個人も有事に備える必要がありますよ。
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