江戸里神楽を楽しむ
江戸里神楽を楽しみました。出演団体は「江戸里神楽・石山裕雅社中」の皆さん。
演目は「稲穂之伝」、「天孫降臨」、「三番叟(さんばそう)」と「寿獅子」の4演目でした。
「稲穂之伝」にはアマテラスが登場します。稲穂などを使い清めの舞を舞います。
「天孫降臨」はホノニニギノミコトが高千穂の峯に降りて来た神様です。天孫ですからアマテラスの孫になります。高千穂という地名から稲作栽培と関係づけられています。
「三番叟」は能以前の猿楽や田楽からの伝承で、翁、三番叟、父尉の3老人が天下泰平、五穀豊穣、不老長寿を祈って舞う式三番(しきさんば)から考えるとわかりやすいそうです。
三番叟の担当は五穀豊穣の願いを表現しているわけです。(写真)
「寿獅子」はなかなか味にある獅子舞です。街中の祭りに見られる獅子舞と違って、動きが激しく、また猫に変身したり個性的な舞です。サービス精神旺盛で客席まで入って愛想を振りまいていました。
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