現実は「働き盛りには失望を、高齢者には不安を」
報道によると7月の失業率が過去最悪の5.7%、有効求人倍率も0.42倍で最低を更新したと伝えています。
大型補正予算による景気対策も国民生活の末端まで広がっていないようです。
補正予算の執行も省庁の関連法人経由で、すぐに豊かになるのは中太りする天下り法人だけかも・・。
7月のスーパーの販売実績は前年同月比で2.4%、堅調だった食料品も1.0%減とのこと。
また7月の消費者物価の下落はマイナス2.2%、値下げが値下げを呼ぶデフレスパイラルの懸念も・・。
こうなると企業業績は低迷、給料は上がらず、ローンの負担も大きくなり、個人消費も低迷します。
21年度第1四半期のGDPはプラス成長になりましたが、肝心のGDPの6割を占める個人消費が盛り上がらないことには、国民のサイフのひもは緩まないでしょう。
さて、明日は衆院議員の総選挙、わが家のカミさんと娘が期日前投票へ出かけました。
いつもなら、3枚の投票所入場券のうち、投票しない娘の1枚が残ります。
今回は私の分だけが残っています。明日は有効に使うつもりです。
4年前の小泉劇場では、圧倒的な自民党優勢予測で、圧倒的な議席を自民党に与えることは民主主義にとって危険だという思いで他党へ入れました。
やはり自民党は2/3を使い、好き放題のことをしたと思います。
今回は民主党が優勢、安定政権は結構ですが、2/3に達しないことを祈っています。
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