『もっと知りたい 食の安全』イベント
内閣府に食品安全委員会という組織があります。
この委員会が消費者や関係者が参加する「意見交換会」を随時開催していて、今回のイベントは、この「意見交換会」をよりよいものにするために試みだそうです。
今回の事業の流れは・・
政府→独立行政法人食品総合研究所→某シンクタンク→某調査会会社になっておりお金の流れも多重構造ですね。
見方を変えれば、年度末までの「予算消化ではないか?」 とも・・思います。
100名くらいの参加者でした。
内容は・・
最初は上記の独法が作ったDVD「気になる農薬」上映
2番目に講演(上記独法特別研究員)
3番目は質疑応答
質疑応答が全体の半分(1時間)でした。
さて、私の考察は・・
イベントの主旨は
「日本の農薬の管理は世界一厳しい。したがって農薬で人間の健康が害されることはない」というPRでしょうか?
そうでしょうね。政府機関が「場合によっては危険だ」とはいいませんよね。
質疑応答からウラが見えてきました。
食品の輸入検査についてはサンプリング調査であること。この調査方法でモレる確率について答えていない。
日本の加工食品メーカーは零細企業が多く、検査が徹底していなことには触れていない。
農水省、厚労省、内閣府など縦割り管理で機能が円滑に動いていないことには触れていない。
参加者からも「政府は信用できない」旨の発言が多々ありました。
もっと、何を訴えたいか? ウラがあるのではないか?
自分も勉強しなきゃネ!
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