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2010年2月13日 (土)

国民と大衆は同じものか?

この日は読後感を書きます。

修道士ジローラモ・サヴォナローラ(1452~1498)は1498年5月23日、イタリア・フィレンツェで絞首刑の後、火刑に処せられました。

彼はローマ教会の権威に反抗し、時の法王・アレッサンドロ六世と不和になったうえ、メディチ家の策略によって失脚して処刑されたと言われています。

「アレッサンドロ六世とサヴォナローラー」(塩野七生、新潮社版「神の代理人」)によると
初め彼は市民の熱狂的な支持を受けますが、最後は「火の試練」を行わなかったということで暴徒と化した大衆に追われ、結局は裁判で死刑判決が出ます。

このプロセスにさまざまな法王やメディチ家の策謀があったと思われます。
いくら中世でも「火の試練」逃避だけで死刑とは単純すぎるからです。

それにしても「ローマ法王」とは世界最大の世俗人ですね。あらゆる権謀術数を駆使してキリスト教の総本山を守ろうとしています。

さて、当世の政治家の先生方は盛んに「国民は!国民は!」とおっしゃいます。
上記の本を読んでチョット考えてしまいました。

果たして「国民」とは異質なき集団でしょうか?
異質な集団だからこそ、さまざまな意見が出ます。政治はすべての集団に万点を与えられません。自己の意見を持たない大衆は何かに引っ張られ易い・・と思います。
きっと先生方が言われる「国民」とは、先生方をバックアップする具体的な層を指している。
ただ、口に出して言わないだけだ・・・と、そんな事を考えます。

われわれは政治家の考え、意見、政策などについての報道のウラを読む努力が必要ですね。

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