消費低迷というけれど
2009年度の小売業の業績動向は厳しかった。(日経MJより)
“同年の総売上高(比較可能な484社)は前の年度比1.6%の減、営業利益(比較可能な365社)2.5%の減となっった。特に百貨店は08年度の5.5%減から09年度8.7%減へと拡大した。地域・地方スーパーも0.1%~0.4%の減だった。”
そんな消費低迷の中でガンバッテいるスーパーがある。
埼玉県に本部がある売上高57位の「ヤオコー」(売上高2064.9億円、営業利益84.6億円)と福岡県が本部の同165位の「ハローデイ」(売上高592.3億円、営業利益18億円)だ。
ヤオコーは売上高こそ0.9%減だったが営業利益は3.9%の増を達成した。
ハローデイは売上高1.8%の増だった。(営業利益は不明)
両スーパーの特長は「安売りに頼らない」ことで共通している。
献立提案、店頭で調理、パート従業員までの情報公開、個店での仕入れや売場対応が自由にできることなど、様々な施策を実行している。
不況下でも、工夫と努力で業績をアップさせる企業はあるものです。
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