屏風各面の呼び方
「洛中洛外図屏風」について、群馬県立歴史博物館長の黒田日出男氏の講演を聞いてきた。
講演の主題には関係ないが・・
屏風各面の呼び方を初めて聞いた。
屏風に向かって左側を左隻(せき)、右側を右隻という。左右合わせて1双(そう)と呼ぶそうだ。
左右の隻が折れる面は、普通6面あり右から1扇(せん)、2扇、・・・6扇と呼ぶとのことだ。
岐阜歴史博物館蔵の「洛中洛外図屏風」について、左隻4扇にある、二条城の渡櫓で見物する少年は誰か?また左4、5扇の二条城を出て行く牛車に乗っている人物は誰か?を黒田先生の推理を話された。最後は、なぜこの屏風が岐阜歴史博物館に収まっているかを時系列で説明された。
なかなか興味をそそり、短く感じた1時間半だった。
いいお天気、講演会場近くの池では鴨と錦鯉が踊っていた(写真)。
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