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2010年11月 9日 (火)

ドナルト・キーン「明治天皇」

 ドナルド・キーン「明治天皇(上巻)」は566ページに及ぶ大書だ。

でも、文章は平易で読みやすく理解しやすい。
明治以前の第一章「孝明天皇」から明治十五年(1881)頃の第三十五章「植木枝盛の自由民権」までが書かれている。

明治天皇の肉声文はあまり出てこない。したがって明治天皇のナマの人間性は分からない。反面、大酒のみだったそうで、これは人間性の一端を示している。
有能な臣下に恵まれ近代日本へ脱皮する時期にはうってつけ元首だったと思う。

第三十章「琉球王退位」は、改めて薩摩藩の「琉球処分」に始まり「沖縄県」に組み入れられた最後の過程がよく理解できた。
当時の清が琉球の領有について主張するやり方は、現在の中国が尖閣諸島の領有を主張しているのと似ているような気がする。けれども今の中国は張子のトラではないから困る。
ニュースで中国の若者が琉球は中国の領土だと言っているのは、清の時代の経緯に理由がありそうな気がする。

米国・南北戦争の英雄、グラント将軍が日本を訪問したことを初めて知った。政治的に些細な出来事だったろうが、天皇を始め政府の重鎮が一生懸命接待しているそうすが見えて面白い。米国人ドナルド・キーンはどうしても入れたかった文だろうと思う。

下巻が楽しみだ。

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