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2010年12月16日 (木)

映画「武士の家計簿」

 この映画「武士の家計簿」は同名の本(新潮新書版、磯田道史著)をもとにしている。
新書版が映画になったのは初めてかどうかは知らないが珍しいそうだ。
本は読んでいたので久しぶりに映画館でユックリできた。

加賀百万石の算盤係として仕えた猪山家の家計簿を時系列的に追ったものだ。
“天保13(1842)年7月から明治12(1879)年5月まで、途中1年2ヵ月間の欠けている部分を除いて37年2ヵ月も書き続けれていた。”

すでに幕末から明治・大正の時点で、金融破綻、地価下落、リストラ、教育問題・・など、現在のわれわれが直面する問題を経験していたのだ。

映画のあらすじは映画を観ていただくか、本を読んでいただきたい。観やすく読みやすい映画であり本だから。(写真はイン101216ターネットから)

本の「あとがき」で著者が書いている。
“私はというと、猪山家の人々から、大切なことを教えてもらったように思う。大きな社会変動のある時代には、「今いる組織の外に出ても、必要とされる技術や能力をもっているか」が人の生死をわける。かつて家柄を誇った士族の多くは、過去をなつかしみ、現状に不平をいい、そして将来を不安がった。彼らに未来はきていない。栄光の加賀藩とともに沈んでいったのである。一方、自分の現状をなげくより、自分の現行をなげき、社会に役立つ技術を身に付けようとした士族には、未来がきた。私は歴史家として、激動を生きたこの物語を書き終え、人にも自分にも、このことだけは確信をもって静かにいえる。まっとうなことをすればよいのである・・・・。”

まったく同感だ。

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