母親はご立派です
娘夫婦が孫とわが家に帰省する予定がダメになった。孫が風邪をひいたらしい。それを聞いたカミさんが外出を止めたのだ。
昨夜、カミさんは私を誘った「明日、娘が来れなくなったんで、それなら来てよ、と言うから一緒に行こう」・・と。
内心、俺は孫には会いたいが電車に乗って出かけたくないんだ、・・と思ったのだが、どうもそれが顔に出たらしい。
「あんたも赤ちゃんに会いたいんでしょ!、昼にはお寿司も用意するって言ってるわよ」
仕方なく一緒に出かけた。2回乗り換えても1時間チョットの電車の旅、着いた駅から3~4分も歩けば娘の家だ。
しかし、荷物が重い。聞けば米5kg、大きな液体洗剤のボトルが2本、餅の袋、安かったので買っておいたという大きなオムツのパック、その他雑貨などだそうだ。
娘一家が来たら持たせてやる予定の荷物を電車で運ぶことになったわけだ。キャスター付きのバックで運んだが、手で持って駅の長い階段を下りるのは辛かった。毎朝の腕立て伏せがこんなところで役立った。
母親の気遣いはすごいね、こっちから見れば、子供でも独立して一家を構えたんだから自分たちでやればイイと思うんだけど・・。母親はそうではないらしい。
まあ、その疲れもニコニコ顔の孫娘を見たら吹き飛んだけど・・。
行き来が逆になって、せっかく用意した我が家の飾り付けも寂しそうだ。(写真:自作のダルマも何だか悲しそうだネ)
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