四苦八苦を実感
朝7時前、病院のサンルームに集まった男性は自分を入れて4人。
2時間で2Lの洗腸液を飲み、10回以上トイレに行き、やっと内視鏡による大腸の検査が始まった。自分は初体験で最初に処置室に入ったが出たのは3番目だった。
「大腸がんの検査はいやだ」とよく聞くが。そんな感じはしなかった。
検査はモニターで患者も見られる。
「これがポリーブです。切除します」と何度か医師から聞いて検査は終了。その後、自分だけ点滴を受けたので時間がかかった。
他の人が「がんの心配はありません」と言われている。自分には言わなかったなと思う。
検査終了、検査結果とその後の処置について医師から説明を受けるた。
数箇所のポリーブを切除したこと、組織を検査に回したこと、これからの食生活について指示を受けた。
これに2週間前に受けた胃の検査結果とその処置が加わった。
いろいろな注意事項、報告事項、再診日予定など、覚え切れないほど言われた。
朝、一緒だった人達が「異常なかったですよ」と帰って行く。
「よかったね。お互い病院では会いたくないね」、と言って別れる。
最悪の結果は出なかったと思うのは自分の思い込みか!
それならそれでいい、ダメならそれも運命、成り行きに任せよう。
仏教用語に「四苦八苦」というのがある。
四苦は「生老病死」だ。老病がいっぺんに来た感じだ。
やがて八苦の1つ「五蘊盛苦」へ集約されるという。それはいつかと悩んでも仕方ない。
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