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2011年4月27日 (水)

GDPが世界一になっても・・!

 「2016年に中国のGDP(物価加味)が米国のそれを超す(IMF推計)」と新聞は伝えている。

GDPの成長は経済の勢いを象徴するかも知れない。しかし中国の場合はそれで国民が本当に幸せになれるのだろうか?

まず、中国、米国、日本の2010年の総人口でこのGDPを割って見みよう。(円換算)
1人当たりのGDPは中国 116万円、米国 498万円、日本 329万円になる。

多い人口(136000万人)でGDPを割れば、当然一人当たりは下がる。問題は額でなく国民間の格差が大きいこと。また国の運営が公平と信頼が基本になっていないことだ。こんな国の民はGDPが世界一になっても幸福度は3桁のランクだろう。

「貧者を喰らう国(格差社会からの警告)」(阿古智子著、新潮社版)の第四章「社会主義市場経済の罠」の記述は以下のとおり指摘している。

“なぜ中国は農村への本格的な市場原理に踏み込めないのだろうか。・・・政府の進めている「社会主義市場経済がうまく機能しないのは、市場経済が健全に働くための前提となる「公平なルール」を政府が保証せず、コミュニティーの中に「信頼」が存在しないためである。・・農村における効率化の過程をを考えると、じつは「競争」よりも「協力」という要素が優先されることがわかる。・・(中略)・・しかし、現在の中国農村には「信頼」も「公平」も欠けている。不公平・不明瞭なルールの下で、役人たちは農民から富を巻き上げようと腐心し、農民たちは隙あらば隣人を出し抜こうとと考え・・(中略)・・中国は表に社会主義の理想を掲げておきながら、実際はこのような資本主義以上に過酷な競争を国民、特に農民に強いている。その結果、農民たちは国を信じず、未来を信じなくなっている。もはや、農民たちの信じられるのは目先の金銭だけ、という荒涼とした拝金主義がはびこってしまった。・・”

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