“出口王仁三郎”のこと
「時代に挑んだ反逆者たち」(保坂正康著、PHP文庫)に石原莞爾から大石内蔵助までの10人の名前が載っている。このうち9人は詳細はともかく名前は知っていた。(「お気に入りの本」参照)
ただ1人、「出口王仁三郎(でぐちわにさぶろう、1871~1948)」については知らなかった。
同書によると
“京都府生まれ、大本教の教団確立者。第一次大戦後の動揺期に乗じ組織を発展させ、独自の活動を行う新教宗教を生み出した。”とある。
私は大本教という宗教もまったく知らない。
でも、出口王仁三郎が、布教活動を通じて当時の天皇制と衝突することは避けられなかったことは何となく理解できた。
長期間、国家権力と大審院まで争ったことは旧来の宗教者に比べて特筆に値すると思う。
現在の人なら、もっと別な分野で活躍できた人だろう。
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