初めて聞いた言葉「エリートパニック」
福島第一原発の事故で公の情報が二転三転している。
今朝の新聞に「エリートパニック」なる言葉が載っていた。
お恥ずかしい話だが、自分にとって初めて聞く言葉だ。
インターネットでも既に多数の説明サイトが出ているので説明はそちらに譲る。
きょうの国会中継を見ていても、政府や東電のトップ(エリート)は、こんな情報を流せば国民がパニックに陥るという恐怖にはまって、エリート自らがパニックに陥った結果に思えなくもない。
現に、米国スリーマイル島の原発事故の際もエリートパニックによって同様なことが起きたたらしい。
国会などでは「国民の皆様」などと持ち上げているが、今回のような重大事故が起こると賢明な国民は「衆愚」に一変するらしい。衆愚には知らしむべからずだ。
まあ、お隣の大国も政権維持のためにはどんな小さな民主化の動きも神経質に抑え込んでいる。
ましてやわが政府・東電にとって今回の未曾有の大震災、加えて未経験の原発事故だ、肝っ玉の据わらない政治家がオタオタしない方がムリかもネ。
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