女性知事は明快<原発をどうする!>
47都道府県知事のうち女性知事は北海道、山形県、滋賀県の3人だ。
朝刊に原発のあり方や今後のエネルギー施策について全国の知事へA新聞が行ったアンケート結果が朝刊に載っていた。
山形県、滋賀県の両女性知事が脱原発で明快だ。削減が9知事だそうだ。夕刊では煮え切らない知事多いと伝えている。泊原発を抱える北海道の高橋知事はどう答えたのだろうか。
煮え切らない人たち、とりわけ原発を抱える道県には脱原発に割り切れない事情があるのだろう。随一、静岡県知事が減らすと答えている。浜岡原発の危険性を認識しているからか・・。
“徹底解剖! 原発産業のカネ・利権・人脈”(週刊ダイヤモンド5/21号)によれば電気事業者の原子力関係支出は年間2兆1353億円に上る。
電力会社は財界を支配している。地域の経済連合会の会長は大部分が電力会社の会長だ。その他、経済産業省からの天下り、原発関係議員、学会などへガッチリ根を張っている。
原発のある自治体には年間1200億円の交付金がバラまかれている。いわゆる毒饅頭だ。原発を抱える道県知事も毒饅頭の魅力には勝てないのかな・・・。
エネルギー政策、電力会社の事業の見直しなど、既存の殻を破るのは大変だ。
新首相にそれを求めてもムリかも知れない。
どうも悲観的にならざるを得ないようだ。
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