「わが足の下にあるんだ子らの里」
お盆の民族移動が始まっている。
かつては幼い子どもたちを連れてわが夫婦の実家へ帰省したものだ。
悩まされた渋滞も過去のものとなった。
成人して家を離れた子どもたちにとってはここが故郷なんだね。
今日、来るという娘一家はまだ来ない。
今年、婿の祖母が亡くなり新盆だから、そっちが先なんだ。
夕食をわが家でとの予定だったようだが、祖母の新盆では簡単には抜けられまい。
さっき、カミさんに「夕食はいらない」と電話があった。
美味しい料理を作ろうと思っていたカミさん、さすがガッカリの様子だった。
今は亡き、母親もそんな気持ちでオレたちの帰省を待っていたんだね。
手製のオヤキ、どっさり作って待っていた。オフクロの味が一番だと今でも思っている。
今年は墓参りには行けそうもない。
あの世で「元気ならわざわざ来なくてもいいよ」と・・寂しそうに言っている気がする。
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