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2012年1月 9日 (月)

そこかいてとはいやらしい夫婦中(柳多留初篇)

  古川柳をばれ句(性を題材にとった川柳)面にスポットを当てて
書いた「川柳のエロティシズム」(下山 弘著、新潮選書)を読みまし
た。なるほど・・と、思う面が多々あったので感想を書きます。

同書によると・・
“18世紀後半から川柳が盛んになって多くの句が詠まれた。
ばれ句がカテゴリーとして確立していたわけではないとのこと。”
多く詠まれた句の中に混じっていたのです。

宝暦11年(1761)から化政期(文化文政)を経て幕末まで、このば
れ句が性を露骨に詠むいわゆる狂句に変っていく様子がよく分か
ります。年数が下るにつれてエロ化していったわけです。

タイトルの句は宝暦12年(1762)に詠まれました。
この句は現代なら素人の私がみても並の作ですね。
それは江戸期と現代では風俗、習慣が大きく違っているからです。

“江戸期の洒落、うがち、粋好み、通志向などが現代人には実感
されにくいからに他ならない。・・・江戸市民たちの精神構造がより
明らかになれば、古典としての邪知がいっそう高まるだろう。”

更に時代が下がると狂句の時代になります。猥褻化していきます。
今のネット社会でいえばアダルトサイトです。

ここで具体的な句をご紹介するのは不適切ですので、興味をお持
ちの方は本書か別の資料をお探し下さい。

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