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2012年5月

2012年5月31日 (木)

真夜中に心に沁みるひばり声

 数が減ったとはいえ、夜中のトイレ通いが続いています。

一旦、起きると直ぐにはなかなか寝付けません。

そんな時は、本を読むか、ラジオを聞くことにしています。

ところが、枕元のスタンドを点けて本を広げると、同部屋
の21歳になる婆ちゃんネコが私のベットに飛び乗り、私の
顔と本の間に入り込み読書の邪魔をします。

そこで読書を止めてイヤホーンでラジオを聴きます。
定番はNHKの「ラジオ深夜便」です。ネコは退散です。

今朝の3時台、「日本の歌心の歌」は良かった。
昭和24年~同29年の美空ひばりの懐かしい歌声でした。
4時まで聴き入りましたね。

聴いたのは(一部でしたが)・・
「頬よせる」(鶴田浩二とのディエット)、「リンゴ園の少女」
「上海(シャンハイ)」(ジャズ)、「スターダスト」(ジャズ)
「チャルメラソバ屋」(一部英語)、「ひばりのマドロスさん」
「日和下駄」などなど・・シャンソン風もありました。

クラシックやポップス調なら、いつの間にか眠ってしまう
のですが今朝は歌番組が終わっても目が覚めたまま・・。

改めて52歳で逝った歌の女王を惜しんだ深夜でした。

早朝に1万歩を歩いてきました。この池にも間もなく蓮で
埋まります。(写真)Img_14011

2012年5月30日 (水)

雨上がり朝日に煙る青田原

 カミさんが昨日から風邪気味で元気がありません。

それで昨朝、今朝と一人歩きです。

一人歩きの良いところはイヤホーンでラジオを聞きながら
好きなコースを歩けることです。

昨夜の雨足は一時的でしたが凄かったですね。

今朝は足元に水溜り、稲が育っている田んぼに水蒸気が
立ちのぼり、それが朝日に照らされて霞んだ風景です。

ゆったりとした気分、至福の1時間です。

ラジオのニュースでは東電の電気料金値上申請に社員の
700億円を超えるのボーナス原資が組み込まれていると報
じています。リスナーの意見も募っていました。

今日の夕刊では、電気料の認可は予定の7月からずれそ
うだと伝えています。

審査では徹底的に議論をして利用者が納得する金額にし
て欲しいですね。

それとあれだけの被害を出しながら、事故の検証、責任の
追求も所在も明確にされていないのは不思議です。

なあなあで幕降ろし、うやむやのうちに原発再稼動とならな
ければいいけど・・。

バラがきれいでした。Img_13961

2012年5月29日 (火)

山の民歩いた道に歴史あり

 「山に生きる人びと」(宮本常一著(河出文庫)を読み
ました。筆者は民俗学者で故人です。
(「お気に入りの本」参照)

書名ではなく民俗学者の筆者に興味があったからです。

かつて「イザベラ・バードの日本奥地紀行上・下」
時岡敬子訳(講談社学術文庫)を読みました。

続けて宮本常一著「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』
を読む』」(平凡社)を読んで、私にとって目から鱗の民
俗史の解説書となりました。

山に住む人びと(住んでいた人びと)は必ずしも山の麓
から上って来た人びとではない・・と筆者は書いています。

むしろ山を超えて来た人びとだった・・が多かったようです。

“山には「塩の道」もあれば「カッタイ道」もあり、サンカ、木
地屋、マタギ、杣人、焼畑農業者、鉱山師、炭焼き、修験
者、落人の末裔・・さまざまな漂白民が生活していた。”

なるほど、今、サンカ、木地屋はこう変わってきたのか!

山間地へ旅をする時、そこに住んでいる方々の歴史に想
いを馳せることになりそうです。

写真は今朝の散歩で見た花です。(いつものコースとは別)Img_14001

2012年5月28日 (月)

埋め立ての地盤がゆるむ筋向かい

  数日前、地元の建設会社社員が挨拶に来ました。

28日にわが家と道路を挟んだ「前と筋向いの家の側溝
工事を行いたい。側溝が沈下しているから」
・・と言うものでした。

「1時間ぐらいで終わりますよ」と担当者。
とっさに「そんなもんじゃ終わらんだろう!と思いました。

案の定、夕方も工事中でした。
なぜなら・・
実は筋向いのお宅はかつてこの地域の集中浄化槽が
あった場所です。公共下水道の整備で集中浄化槽が不
用になり、住宅販売業者が埋め立てて建てた住宅です。

素人の私から見ても、浄化槽の埋め立て地盤の緩みと
思われます。
道路の住宅側が住宅に向かって沈んでいる。
ブロック塀が左方向と道路側に傾いている。

昨年3月11日の大震災、その後の余震で地盤が緩んだ
結果だと推察します。

今、お住まいの方は、最初に住んだ方でなく二代目です。
市役所へ駆け込まれての工事依頼でしょうが、しっかり
と固めておかないと、また同じことになりますよ。Img_13991


2012年5月27日 (日)

まだ不調紙上旅行で飛び回る

 季節柄、さまざまな旅行案内が送れられてきますね。

昨日(26日)18.00時からのテレビ朝日「人生の楽園・街道歩き」
を見て、ますます出かけたいのに出かけられない状況を恨めし
く思いました。予定はイッパイあるのにネ・・・。焦ります。
TVでは塩の道(千国街道)を紹介していました。

一応、回復までの期間を6月末日を予定しています。

最終検査がその頃だからです。

あと1ヵ月、長~く感じます。

昼間、時間があれば手元の資料や送られて来た資料で紙上旅
行をしています。

また、就寝時、夜中に目が覚めた時は想像力で旅をしています。
どこへ行こうが何を食べようが自由自在です。

写真は朝の散歩で撮った花です。花の名前はカミさんに聞いて
も分かりませんでした。(クリックで拡大します)Img_13881

2012年5月26日 (土)

失敗だ顔が出ないよ初着替え

 朝6時過ぎにカミさんと散歩に出ました。

カミさん「送られてきたHちゃんの写真見た?」と聞きました。
Hは1歳8ヵ月になる孫娘です。

「いや、見てないよ」と言いながら自分の携帯を開きました。

写っていたのは都下に住む娘婿からの孫の写真でした。

説明によると、Hは初めて自分で着替えをすると言って、
着替えを始めたが、結局うまくいかずシャツの脱ごうと
したとそうです。それもダメ!顔だけ出して苦笑い!
・・と、まあ、 こんなところでしょう。

自立精神が旺盛で結構です。1205251

2012年5月25日 (金)

頻尿に効く薬なしとかかりつけ

  退院後初めてかかりつけの医院へ出かけました。

いつもの薬が切れたからです。

ついでに入院、手術の報告をしました。

「どうでしたか手術は?」とかかりつけの先生。

「夜間のトイレ通いが1時間毎で眠れません」と言ったら
「これだけメスが入った手術、薬では治りません」と」先生。

入院した病院では「その内に戻りますよ」と言われて同じ
ように薬は出ませんでした。

今日は、聞かれたから上記のように答えただけで、頻尿
に効く薬を訊ねたわけではなし・・。「やっぱりねえ」

結局、「自分の治癒力を信じて養生いなければいけない」
・・ということ。医療関係者は患者の治癒力をサポートする
だけなんですよね!

「医療には頼らず医療を利用する」ということですね。

手術結果の文書はかかりつけの先生に渡し、カルテに綴じ
込んでくれるよう頼みました。

これからの身体状況の監視に役立てて欲しいからです。

写真は「さいたまで可憐に実るさくらんぼ」です。
(クリックで拡大します)Img_13951

2012年5月24日 (木)

級長はガキ大将を持て余し

 野田総理と小沢元代表が会うとか会わぬとか・・

同じ党内で人を立てて会う段取りをつける。どこかオカシイ!

党員の総意で選ばれた代表と一兵卒の党員の関係、
いわば民主党という組(クラス)の級長と、とかく素行が悪いと
言われるガキ大将の関係でしかないはず・・。

どこでも、いつでも会ったらいいじゃないか!
ガキ大将をどこかの国家元首なみに扱うとは情けない。

党内の処断もできなくて、政策に政治生命など賭けられるか!

上記は昨日の国会中継を見ていての感想です。
他党の質問者から
「小沢元代表に会って何を話されるのですか?」と聞かれ
民主党の汚点をシャアシャアと話す野田さん。ミットモナイ。

こんな質問はバカにされているんだと思うけど・・!

人間社会に関係なく自然は移ろいます。
今の時季はバラがきれいですね。(写真)
今日も早朝散歩を楽しみました。(クリックで拡大します)Img_13931

2012年5月23日 (水)

新緑に距離を延ばしてまた一歩

 昨夜はトイレに行く回数が減り、よく眠れました。  

そこで、今朝の散歩から入院前の通常コースに戻しました。
ここは約50分、6300歩ほどのコースです。

坂あり、学校あり、花あり、玄奘塔などがあり田園風景の
中の起伏に富んだコースです。

それに数ヶ所に農家の野菜売場があり新鮮な野菜を買
うことができます。

今朝もサヤインゲンを買ってきてさっそく卵とじでいただき
ました。

昼間は所用で出かけ遠回りして帰宅、1日の累計歩数は
1万歩を超えました。

身体の回復は徐々に進んでいるようです。

写真は途中で見た花です。名前は分かりません。
(クリックで拡大します)Img_13911

2012年5月22日 (火)

テッペンが雲に隠れるお披露目日

 天気予報は1日中雨らしい。

まだ朝には降っていなかったのでカミさんと歩きました。

昨日より更に距離を延ばしてコース設定、やはり疲れます。

テレビのニュースはどこも東京スカイツリーのオープンのこ
とばかり、あいにくの雨降りで展望台に上った人も可哀想で
した。今度は晴れた日に行って下さい。

これから10年、20年~50年とスカイツリーがある東京の下町
はどう変わって行くのでしょうか?

20年先には自分が生きていないだけに興味がありますね。

写真は朝の散歩時に撮った花です。Img_13921

2012年5月21日 (月)

一日は天空の演で幕が開き

 この朝、小学生たちがいつもより早く登校して行きました。

金環日食を見るためなんですね。

わが夫婦も観測用眼鏡を持って7時前には散歩に出ました。

部分日食を見ながら歩き、帰宅して金環食を見る予定でした。

歩きの途中、太陽は雲に入りましたが、帰宅した頃には雲の
間から顔を出し 7時35分頃には金環日食を見ることができま
した。 

所用で近隣の3ヵ所を回りました。

電車と徒歩を織り込んだ移動で、術後、今日初めて1日の歩
数が1万歩を超えました。気温も高くさすがに疲れました!

写真は朝の散歩で見た石楠花です。大輪です。
(クリックで拡大します)Img_13891_2

2012年5月20日 (日)

大関は数で勝っても相撲負け

  夏場所大相撲は平幕の旭天鵬が優勝決定戦でやはり
平幕の栃煌山を破り優勝しました。
旭天鵬は37歳8ヵ月、過去最年長の優勝だそうです。

稀勢里を注目していましたが、今一歩、押しが足りず大関
把瑠都に敗退、これで大関6人の優勝の目はなし。

横綱白鵬が不調で千秋楽まで4敗、彼に代わるべき大関陣
も数こそ増えても優勝者が出ませんでした。

旭天鵬はモンゴルからやって来て日本人になった力士です。

素直に日本人の優勝を喜びましょう。


術後初めてカミさんと朝の散歩を始めました。
少しずつ距離を延ばして行くつもりです。
散歩道にはテッセンが咲いていました。(クリックで拡大します)Img_1387_1_2

2012年5月19日 (土)

俺おまえ癌ごろごろクラス会

 53年前に卒業した高校の2年に1度のクラス会でした。

首都圏から新幹線で1時間15分の県庁所在地、そこの居酒屋
(オーナーが同級生)へJiJiばかり22人が集まりました。

85歳の恩師も参加しました。元生徒との年齢差は14歳です。

まず、逝去した学友に黙祷。卒業47名中7名が物故者で昨年
度は2名が亡くなりました。

体調が悪いというのが、話の大部分を占めていたような気が
します。(私も手術の報告をしました)
不参加者の欠席理由も体調不良ばかりでしたね。

既往、検査中の病名は胃がん、喉頭がん、大腸がん、食道が
ん、前立腺がん、腎臓がん・・などさまざま、がん以外では糖尿
病、心臓病など、まさに我らは病気のオンパレード。

大部分が加齢に伴う病気ですね。
仕方ないでしょう。これも自分たち各自の人生のうちです。
気兼ねなく話せるのもクラス会の良いところでしょう。

その中で恩師の元気さが余計に目立つのです。
最後に残るのはこの人ではないか・・が我らの内心の気持ちです。

また参加者のうち4名が喫煙者、でも彼らの体に異常はないそう
です。参加していた市長(同級生)も喫煙者でした。

この市の禁煙対策が遅れている理由は、市長が喫煙しているか
らだ・・と攻められていましたね。

いずれにしても楽しい3時間半でした。

いい天気でしたね。新緑がまぶしく感じました。写真は北八ヶ岳
連峰の蓼科山(2530m,日本百名山)です。頂に雪が見えます。
(クリックで拡大します)Img_13851

2012年5月18日 (金)

歴史あり朝鮮儒教二千年

「朝鮮儒教の二千年」(姜 在彦著、朝日選書版)を読み終わり
ました。500頁におよぶ朝鮮半島の儒教の歴史は読み応えがあ
りました。(「お気に入りの本」参照)

日韓併合直前の状態は本書によると・・
“清国との宗属関係に安住して自衛的な軍事力の近代化をおろ
そかにし、朝鮮を軍事的空白地帯にしてしまった儒教的文治主
義の惨憺たる結末としかいいようがない。”

本書は序章 「儒教」とは何か、第一章 孔子以前の「箕子朝鮮」
に始まり、三国時代、高麗王朝、朱子学の伝播と廃仏論、易姓
革命、士林派の形成と士渦、朱子学一辺倒と性理学論争など
結局、儒教は国が滅ぶ流れのへと寄り添っていくようです。

しかし、怨念と復讐、諫言と処刑、朝鮮半島の長い歴史は血塗
られた歴史ですね。

玄関脇にシラン(紫蘭)は咲いています。(クリックで拡大)Img_13831

2012年5月17日 (木)

麻酔さめ台より降りて1ヵ月

 4時間に亘る前立腺の全摘手術を受けたのが4月17日
ちょうど1ヵ月が経ちました。

人間の体と機械との違いは部品を換えたり、油をさしても
すぐ前と同じに動けないのが前者、動くのが後者ですね。

だるい、手術箇所の痛み、夜間の頻尿など続いています。

けれども、手術台から降りた時を考えたら、少しずつ回復
に向かっているのも事実でしょう。時間が必要なんですね。

次回の健診予定日は6月末ですから回復まで2ヵ月半は
最低必要なんでしょうね。

しばらくのガマンです。

玄関脇のミヤコワスレの花が咲きました。(クリックで拡大)Img_13811

2012年5月16日 (水)

それぞれが見られ見ている近所の目

 夕方、亡くなったご近所の方のお通夜がありました。

カミさんが葬祭センターへご近所の奥さん方と出席してきました。

奥さん方からいろいろなご近所話が出たそうです。

例えば「××さんは、お葬式があるといつも夫婦で遅く来て、最
後まで残って食べている。香典は1人分だ。食事を兼ねているら
しい」・・こんな噂話です。

聞く方は面白いでしょうが、自分たち夫婦や家庭はどんなことが
言われているのでしょうか。

ご近所付き合いもそこそこ気を使いますね。

 

2012年5月15日 (火)

やり直しあやかりたいねパソコンに

  「パソコンの動作が遅くて困る」とカミさんがぼやいています。

子供たちが帰省の度にカミさんのパソコンに向かいます。

いつの間にか余分なモノがついて動作が緩慢になったんです。

動作が速くなるノイハウ本を買ってきていろいろやってみました。

でも多少、速くなったか・・という程度です。

思い切って購入時期の状態に戻して、二度目のスタートを切ら
せることにしました。必要最低限のソフトだけをインストール。

まあ、何とかセットアップ完了しました。

劇的に立ち直りましたね。

カミさん、さっそくインターネットを楽しんでいます。

人間も1度でよいからパソコンにあやかりたいですね。

何かの操作で出直しが効けばいいのに・・・。

自分のパソコンはとっくにムダなソフト、データを駆逐しました。

2012年5月14日 (月)

病み上がり妻の歩きに追いつかず

 久しぶりにカミさんと外出しました。

あと数日で手術後1ヵ月ですが体調の回復は今一歩。

3週間弱の入院による体力の衰えは明白です。

いつもなら、カミさんが私に「速過ぎる!」と文句を言い
ますが今日は逆で「速過ぎる!」と言ったのは私です。

気持ちが焦っても足が伴わないのです。

障害をお持ちの方々のお気持ちが少し分かったような
気がします。

わずか6000歩でガックリ! 面目ナイ。

少しずつ歩く距離を増やして行こうと思います。

目標はあと1ヵ月で完全復帰です。

2012年5月13日 (日)

また1人同世代逝く初夏の夜

 私と同じ歳の男性が昨夜亡くなりました。ご近所さんです。

私が所属する自治会の班は18世帯ですが、うち7世帯が
高齢者の単身世帯になりました。殆ど先に逝くのは男性
です。同じ世代で同じ頃の入居、次は誰だろう・・。

さて、昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その9」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)です。
シリーズはこの作法9で終わりです。

作法9 「体が病み心までなえてきたとき、生き方が
      問われていると自覚しよう」

抽象的な言い方でなく、開業医で死に至る大病を患ったこと
もある渡辺氏がどんな生き方を自覚したか知りたいですね。

2004年に交通事故で私は全治2ヵ月の重症を負いました。

道路端で救急車を待つ間、だんだん意識が薄れていきます。

この間、過去のさまざまな思い出が去来しました。

「俺の命もこれで終わりか! まあ俺の人生、まんざらでも
なかったな、でも残されたカミさんちゃんと生きていけるかな」
・・と思ったことを覚えています。

意識が戻って考えたことは・・
死は怖くない。むしろ生きる方が辛いということでした。
体に激痛が走っていたからです。

今回の癌告知を受けても気落ちはしませんでした。

人生は有限です。1人の例外もありません。
告知で改めて人生の有限を確認しました。

「身の回りの整理をせよ」との天の声かも。

事故後の8年間、十分人生を楽しみましたから・・。

2012年5月12日 (土)

人生を言いたいだけで問いません

 一昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その8」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法8 「医療従事者に期待するのは医療に限定する。
     人生を問いかけたくなるが、彼らは若すぎる」


ごもっともなご意見ですね。

私の入院した医大付属医療センターでは、本当にお世話に
なりました。医療従事者を育てる教育機関でもあるため、若
い人たちが多く、懸命な努力を見て心から応援したいと思い
ました。

ましてや、自分の人生を問いかけるなんて考えられません。

一方、わが国はますます少子高齢化が進み、終末期を迎え
る高齢者の割合も高くなります。

高齢者は各人各様の人生を背負っており、孤立化とあわせ
てその想いを医療機関で吐き出したいと考える人も多い
と思います。

いわば、人生を問いかけているのでなく言いたいだけの人
たちです。

ボランティアなどの協力を得てこれらの人たちの聞き手に
なってあげる仕組みを作ることも必要ではないでしょうか?

2012年5月11日 (金)

不具合を言ってもすべて術後なり

  癌手術で退院して10日たちました。

今日は退院後初めての診察日でした。
手術で分かった癌の状態と転移の有無でした。
癌の存在箇所は診察とおり1箇所、転移はなしでした。

その後、先生に「だるい」などと身体の不調を訴えても
「まだ手術して1ヵ月もたたないんですよ」の一言です。

どうも術後2ヵ月を過ぎないと本気で診てくれないみたい。

退院説明書にも術後2ヵ月間の注意事項が列挙されてい
ましたから上のような言葉になるのでしょう。

もうしばらく様子を見ましょう。

「患者が身につけるべき作法」はあと2日、明日以降に載
せます。

所用があり、いつもの1つ前の駅で下車して徒歩で帰宅。
田植えが終わり一面に水を張った田んぼ、子供たちが畔
で何か生きものを探していました。夕方の風景です。Img_13801

2012年5月10日 (木)

先生は得意分野でご活躍

 昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その7」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法7 「医師に求めるのは適切な診断と治療だけ。
     わが国では診療報酬が低いため、医師は多忙だ

適切なご意見だと思う。

お医者様といっても医療行為の経験は豊かでも、さまざまな人生
経験を積んできたわけではない。適切な診断と治療だけをしっか
りやってほしい・・これで十分だと思う。

ご存知のように先生方のご担当は臓器別だ。専門外の病気では
適切な診断や治療はムリだ。その場合、先生方のネットワークで
専門医を速やかに紹介、連絡してほしい。

私の場合は、検査した病院から検査値異常ありとの連絡をいただ
き、即専門病院に紹介状を書いていただいた。

診療報酬については私はまったくの門外漢、でもいつの世も、どの
世界でも制約条件はあるもの。その中でベストを尽くしていただくし
かないと思う。

写真:変わりやすいお天気が続いています。先ほども猛烈な雷雨
がありました。雨ニモ負ケズ風に負ケないで花が咲いています。

Img_13781

2012年5月 9日 (水)

思い切りケリをつけたいわが命

 昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その6」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法6 「延命処置を拒否するリビングウイル
     
(事前指示書)は自分で作成する」

大部分の人たちは事前指示書など知らないでしょう。
少なくとも延命処置に立ち会っていない人たちにとっては・・。

私も知りませんでした。

中村仁一氏(「大往生したけりゃ医療とかかわるな」幻冬舎
文庫)によると事前指示の項目は以下の処置だそうです。

① 心肺蘇生(心臓マッサージ、電気ショック、気管内挿管など)
② 気管切開
③ 人口呼吸器
④ 強制人工栄養(鼻チューブ栄養、胃瘻による栄養など)
⑤ 水分の補給(末梢静脈輸液、大量皮下注射)
⑥ 人工透析
⑦ 輸血
⑧ 強力な抗生物質の使用
⑨ その他

かかりつけ医と話をしたら、救急車で運ばれる場合は車内でも
できる応急処置は行うそうです。当然ですよね。

どんな場合でもケースバイケースで考えなきゃネ。
自分も、もう少し勉強する必要がありそうです。

人間感情にお構いなしに自然は荒れるしきれいに装いもします。
リハビリで少しずつ歩行距離を延ばしています。花がきれいです。

Img_13771

2012年5月 8日 (火)

言葉でも患者同士の思いやり

 昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その5」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法5 「病院の運営などに異議があれば、クレーム
      でなく依頼の形にしよう」

私が入院した病院は自動精算機で治療費の支払ができる。

退院の朝、3台ある精算機の前は十数人の列ができていた。

私の数人前の高齢者は、多分、操作が初めてだったのか、
なかなか思うように自動精算まで進まない。

後ろのオジさん、堪忍袋の緒が切れたのか・・
「そうじゃないよ!○○のボタンを押すんだよ」
「並んでいる身になって早くしてよ!」と怒鳴った。

私も、最初は機械の操作には戸惑った。
まして高齢者(私も高齢者だが)の初操作、戸惑うのが当た
り前だ。

教えるなら親切に!、お互いに病める身じゃないか。
助け合おうよ。

そうでなければ病院に「混雑した時は案内人をつけるべきだ」
と申し入れ(依頼)すべきだ。
この気の短いオジさん、文句を言う相手を間違えているネ。

銀行だって、自動預払機に列ができた時には案内人がつくよ。

わが家の玄関脇にも貧弱な石楠花が咲きました。Img_13721

2012年5月 7日 (月)

病院の居心地良さも治療なり

 昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その4」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法4 「病院に居心地の良さを求めてはならない。
      心地良すぎると退院が嫌になる」

いくら病院が居心地が良くても退院したくない人はいないで
しょう。・・いるとすれば帰りたくない事情があるはず。

一人暮らしで退院後が心配だし話しかける相手もいない。
家族に快く退院を受け入れてもらえない。
・・・・・・・

病院に居心地の良さを求めるのは患者側の自然の摂理です。
居心地の良さも提供するのも治療の範囲ではありませんか?

ますます一人暮らしが増える。
地域の結びつきが希薄になっている。
頼りにする子供たちは遠くにいる。
・・・・・・・・

こうした社会背景があります。
医師が治療職人ならいざ知らず、いくら忙しくても医療の奥に
ある現実から目をそらしてほしくないですね。

私は病院で親切にされればされるほど、早く退院して自分で
自分のことはしたいと思いました。

2012年5月 6日 (日)

激痛はガマンしないでコールせよ

 昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その3」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法3 「激痛のときこそ、つらさを我慢して家族をおもいやろう。」

上の作法3はどんな意味か、入院してみても分からなかった。

深夜、下腹部に激痛が走り、急いでトイレに駆け込んだ。
ドアの開閉で大きな音がでたので直ぐに看護師が駆けつけてくれた。

当直の医師が応急処置をしてくれて事なきを得た。

「こんな時はすぐナースコールを押せ」と処置後に叱られた。

激痛の時は、家族のことなど眼中になかった。
なぜ我慢する必要があるのが?

2012年5月 5日 (土)

前以て理解できればすべてよし

 昨日に続いて「患者が身につけるべき作法 その2」
(2012年3月3日、朝日新聞「声」欄、渡辺佳夫氏より)

作法2 「医師の説明を理解し、事前に家族に意思を伝
      おこう。家族に治療法の選択を丸投げしない。」

患者のすべてが医師の説明を理解し、事前に家族に伝えら
れる状態にあるのでしょうか?

私の場合は、癌の進行が遅く、検査に4ヵ月以上かかり、医師
からの検査結果の説明には妻を同伴しました。情報を共有す
ることで治療法の選択や決定を相談できました。

状況把握や治療法の選択では恵まれていたと思います。

しかし、世の中はこのように都合よく行かないのが普通です。
予期せぬ急病、認知症など自分の意思が前以て表明できない
ことの方が多いと思います。

むしろ世の中の仕組みとして、この投書の先生のおっしゃるこ
とを具現化する方法を専門家として提言してほしいと思います。

2012年5月 4日 (金)

医療界作法あるよと患者にも

 12年3月3日朝日新聞「声」欄(投書欄)に津市の開業医の
渡辺佳夫氏が「患者が身につけるべき作法」として9つの作
法を挙げている。
今回の自分の入院について同氏の作法に適っているか検
証してみたい。その1です。

“作法1 死にゆく状態でも、自分を甘やかしてはならな
い。人間として果たすべき責任と義務がある。”


医療現場では具体的にどんなことが甘えで、果たすべき責
任と義務とは何か?・・は分からない。
素人ながら「死にゆく状態」の裏は100人100様なはず。

遡れば「死」を現実視しない現代社会の教育もあるはず。
日ごろ、生と死を切り離さないで人生を教えることが必要で
はなかろうか?

わが国には人生観の基本となるべき宗教がないことも影響
があるかも。

今回の入院に当たり、白衣を着た年配の方から「癌の診断
とのことですがどうお考えですか?」と聞かれた。
あるいはカウンセリング担当の方だったかも・・。

私は・・
「人間の命には限りがあり、誰でもいずれは死ぬということを
実感しました」と答えた。その後その方とは接触はない。

また、私の返答が責任と義務にどう関わるのかは分からない。

2012年5月 3日 (木)

子どもにはこの家こそが故郷なり

  体調は相変わらずよくありません。

そんな中、孫が来ました。1歳7ヵ月の女の子です。

入院中に孫を連れて娘が見舞いに来たいと言って
来ましたが断りました。病院はそれこそ病人の集ま
り、病気を感染させたら悔やみきれないからです。

事実、病院も12歳以下の子どもは面会できません、

やっと3世代の集いが実現しました。

孫はまた一段と成長したようです。

ジジイにも愛嬌を振りまいてくれます。

自分たちが古里へ出かけていたのが、今では子供
たちの古里になった我が家を訪ねて来る時代にな
りました。楽しい数日になりそうです。

写真はジジとパソコンで遊ぶ孫娘Img_13681

2012年5月 2日 (水)

のびのびと湯船で見下ろす傷の痕

 わが家で3週間ぶりに入浴しました。

病院でのシャワー時間はわずか30分、湯船にも
浸かれますが、時間が気になり落ち着きません。

この夜はのびのびを手足を伸ばしました。
自然に下腹が見下ろせます。

へそ下15cmの開腹手術痕、その左右にそれぞ
れパイプを通した穴痕が見えます。
手術前に剃った下毛もボツボツと顔を出しそう
なこの頃です。

やはり自宅はいい、どんな豪華な大病院よりも
自宅がいちばん落ち着きます。

気分が落ち着くと症状が軽くなっていくような気
がしますから・・。

病院治療に家庭のリラックスさをうまく噛ませば
治療効果は大きいと思います。

2012年5月 1日 (火)

出て見ればハナミズキ咲く季節なり

 予定より4日遅れて今日退院しました。

入院は19日間でした。先生(医師)方や看護師さん、お世話に
なりありがとうございました。

退院しても街で会ったら声をかけてくださいね。

病院の玄関を出たらハナミズキが咲き誇っていました。

病室からは病棟の屋根と空しか見えませんでした。
人間の生活にお構いなく自然は移って行きますね。

入院時は桜の季節だったのに・・。

これからが本格的なリハビリの始まりです。

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