“百姓たりといえども二君に仕えず”
この20日に山形県鶴岡市の藤沢周平記念館を訪ねました。
記念館では同氏著書「義民が駆ける」の展示が特に目を引きました。
同館の企画展示で展示スペースが広かったからでしょう。
この本は天保年間(1830~1844)に起こった庄内藩の「天保義民
一揆」を題材にしていました。
作者の言では、庄内地方では人口に膾炙しているそうですが私には
初めて耳にする歴史上の事件です。
川越藩、長岡藩、庄内藩の藩主国替え阻止騒ぎとのこと、数年前に
川越歴史博物館を訪ねましたが、確かこの件についての説明展示は
なかったように記憶しています。・・とすると、
何か川越藩に不都合なことだった・・かも知れません。
こんな疑問が湧きました。
それなら「義民が駆ける」を読もう。・・と思い、さっそく朝、図書館で借
りてきました。小説から騒ぎの真相に迫ります。
夕方、地域仲間の親睦会から帰るとカミさんが
「庭で花が咲いているよ」
「早く撮らないと明日は萎れちゃう」
そして「花の名前がわからない、調べて」と言いました。
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