昼読んで夜はテレビでお楽しみ
今日は藤沢周平著「蝉しぐれ」の未読分を読み切りました。
夜はこのテレビ版が7時30分よりNHKBSプレミアムで第3回目の
放映があるのでそれまでに読んでおこうと思ったのです。
日中は、カミさんと今朝、里帰りした次女は揃ってお買い物に出
かけ、読書には最適な日でした。
さて、この小説は15歳の牧文四郎が成長していく姿と季節、城下
町の屋敷、淡い恋、友情、悲運と忍苦などと藩士の成長の絡み
が著者の絶妙な筆の運びで独特な哀惜をさそいだしています。
この哀惜をテレビ、映画などの限られた時間で訴えるのは難しい
と思います。本は本なりに存在する理由がありそうです。
« あらすじを先に教える時代劇 | トップページ | 七倍の速さで君もお婆ちゃん »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 筋よりも顔のバランスとれてない(2021.12.25)
- 007田舎列車の夢芝居(2021.12.11)
- ご意見はみんな違っていいんだよ(2021.12.09)
- 疑いの目で見る癖をつけたいね(2021.12.07)
- 国宝の陰に湧き水堀満たす(2021.09.11)
コメント