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2013年5月24日 (金)

越後屋のきぬさく音や衣更 其角

  タイトルの句は三越百貨店の前身、越後屋の繁盛ぶりを詠んだ
其角の句です。

「江戸の商魂」(佐江衆一・講談社文庫、「お気に入りの本」参照)は全
8編の短編を集めた文庫本です。

越後屋の項は「現銀安売り掛け値なし」の見出しで、
呉服商 三井越後屋八郎兵衛高利のことが書かれています。
改革の先陣を切る者への風当たりの強さを感じさせられます。

私が最も心がうたれたのは・・
同業者のために奔走するうちに、誤解が生じて許嫁を入水させてしまっ
た紅花商柊屋新次郎の物語です。

私は出羽村山・最上地方の地域興しに関わって、彼の地を何度も訪れ、
舟運で賑わった最上川を舟で下り、また広大な紅花問屋の屋敷も見学
しました。
とうとうと流れる最上川、夏でも冷たい風が日本海から吹き付けます。
こんな風景と小説の描写が重なりなおのこと哀切を感じました。

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