上り良し下りが辛い国境
塩の道歩き2日目。
お天気は今日も良さそうです。運が良いですね。
今日のコースは大網峠超えで姫川温泉へ。時間と体力があれば今晩
の宿に荷物を預けて北小谷まで歩く予定です。
作ってもらった大きなおにぎり2個を持ち、女将さんの見送りを受けて
出発です。時に7時20分。道の駅温泉、背後は広大なスキー場です。
間もなく江戸期の口留番所跡だった山口関之跡(写真)へ着きました。
なんとなくポケットに触ったら何か固いが入っている。調べたら部屋の鍵
でした。電話をして車で取りにきてもらいました。ロスタイム約20分。
大網峠までは快適な歩きが続きました。
右に戸倉山、左にかつて頂上を極めた雨飾山を眺めながらの歩行です。
下の写真は途中の白池、中央左奥の山は雨飾山(日本百名山)です。
大網峠は標高840m、往時は茶屋・宿屋が4軒あったそうです。
さて、ここからは下り坂、3km、80分の横川吊り橋までが難コース。
流れ落ちる水と一緒の下り坂、半分崩れ落ちた道、柔らかい砂道、
雨の日やその翌日などは歩行不可能でしょう。滝も多かった。写真
は横川吊り橋です。下は目もくらむ高さ、水量も多く轟音もすごい!
大網地区では道がわからず、農作業中のご婦人に聞いて車道を
平岩駅に向けて一気に下りました。姫川沿岸に降りたら目の前が
今晩の宿「ホテル白馬荘」でした。5時間で峠を越えました。
まだ12時半、荷物を預けて北小谷まで約10kmを歩くことにしました。
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