焼き場いやそれなら人の世話を焼け
2003年6月16日の82歳で亡くなった春風亭柳昇の著書
「柳昇の新作格言講座」(講談社版)を読んでいます。
享年82と言えば男の平均寿命のちょっと上、私も良くて
そんなところでしょう。
まあ、それはそれとして・・・この本の154頁に、
“年を取ったら「頭の尻たたき」”・・という項目があります。
今日のタイトルは「早くに焼き場に行きたくなかったら、町
会の役員にでもなって人の世話でも焼け」ということです。
年々減っていく脳細胞を少しは遅らせるための手段です。
この落語家は仕事に趣味に幅広い活躍していましたね。
本職の落語では古典落語の他に新作落語も考えた。
日用品の改良も重ねて実用新案の権利も取った。。
狂歌作りもやって本を出した。
自伝的爆笑小説、エッセイ集を出した。
私もいろいろやっているつもりですが、なかなかモノになら
ないんです。
でも、まあいいか!
<物忘れ せぬように付けた 備忘録
どこへやったか それを忘れる」>(本書より)
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