羨まし地に足ついた民主主義
スコットランドの英国からの分離独立を問う国民投票は反対票が55%
で秘訣されたそうだ。
オリエントの片隅の見物人から見てもまずは妥当な結果だろうと思う。
このニュースを聴きながら16才以上の国民が真剣に議論できるシステム
を羨ましいと思った。さすが民主主義の歴史が長い国だと思う。
翻って、わが日本の住民投票状況を見ると・・
住民投票で直接に可否が決まるのは憲法改正しかない・・という。
自治体での住民投票条例の制定には議会の議決が必要だ。
お上にお任せ主義で直接民主主義が活かされる余地がない。
例えば・・
原発などの重大な問題でも、原発推進派で固めた議会では反原発の住民
投票要求は否決される。原発ムラの力はそれほど強大だ。
沖縄の辺野古、九州電力の川内原発の再稼働でも状況は同じだ。
しかし、国民は全権を政治権力に委任したのだろうか?
重大問題について、国民がそれぞれの立場で議論することが制度的に
できないものかと思う。
間接民主主義との折り合いをつけられればいいと思う。
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