もの聞けば心縛れる秋の風
今朝の朝日新聞に「耕論 スルーする力」に3氏の記事が載っている。
“最近、何だか世の中が息苦しい。何か言えば揚げ足をとられ、たたかれ、
ネットで炎上する。重箱の隅をつつくような言葉はスルーして、もっと自由
になれないだろうか”・・という問いに対する意見だ。
ご意見は全てごもっともだ。気に入った部分だけを抜き出して教訓としたい。
まず、マキスタスポーツ(ミュージシャン・俳優)さんからは・・
“世の中はほとんどはグレーで、白か黒かなんて決められない。でも、冷
静に思考するのはめんどうくさい。白か黒かの正論からは逃げた方が楽”
“いまは、知らないくてはいけない情報が多すぎる。・(略)・別にすべてを知
らなくてもいいんじゃないか。・(略)・自分が責任を持てる、分相応のコミニュ
ケーションをしていく。”
千葉雅也(哲学者・立命館大准教授)さんからは・・
“「接続過剰からの切断」が必要だ。”
“互いの違いを認め、部分的にスルーできるくらいの関係多元化が必要”
“「人生は、あきらめからあきらめの旅」”
片田珠美(精神科医)さんは・・
“攻撃的な人には5つのタイプがある。”
“まずはよく観察する。自己愛か羨望か、利得か、相手を見極めたうえで、
できる限り接触を避ける。それでも攻撃が続くようなら反撃する。できればユ
ーモアの力を借りて黙らせる。”
そう言えばこんな句があったっけ「ももよの川柳」より)
「相槌をうって様子を見ることに」
「聞き流すことも大事な耳の役」
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