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2014年10月 2日 (木)

今死ぬるドアを看護婦間違へず(水府)

 「道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家岸本水府とその時代 <上>」
(田辺聖子著、中公文庫)を読み終わった。「お気に入りの本」参照。

575頁におよぶ部厚い文庫版、作者の思い入れがわかる本だった。

川柳作家岸本水府といえば、明治末から大正、昭和期に活躍した川柳作家
で、いわゆる川柳の六大家の1人だ。

大阪の川柳結社「番傘」と、川柳に生涯を賭けた盟友たちを描いた伝記巨編。

この上巻は水府の若き妻勝江の死で終わっている。

勝江は数え19歳で長男を出産後、産褥から離れられず亡くなってしまった。
1920年(大正9)7月3日だった。

そして・・
 「悲しみと大暑にぢっと浸るなり」

 「水の都のその夏のひとり者」
この句で上巻は終わっている。

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