「廃校の壁にひっそりわらべ唄」
川柳会の正月句会だった。
いつもは多くて14~15名の参加者だが、今日は20名以上が参加した。
これは、昨秋にD大学の公開川柳講座の修了生が参加したもので、大学と川柳
会の指導講師が同一人物なので、講師のご尽力で参加者数が増えたのが理由。
今月のお題は「壁」、欠席投句も含めて23句が集まった。
本ブログのタイトルには私の句を載せた。
これは数年前に歩いて越えた峠道にあった廃校を思い出しながら詠んだもの。
秀作は・・
「わたくしを試す分厚い壁がある」(かずえ)
ユーモア句(私が勝手につけた)は・・
「厚塗りの壁が崩れた妻の顔」(まさし)
この句の意見・・、
「妻」を別の呼称に変えたらが会員の多数意見だった。
作者の家庭騒乱を心配してのことだが・・ネ。
句会後は新年会、酒が入り更に川柳談義が続き、気がついたら夕暮だった。
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