白銀は時に悪魔に姿変え
山スキーでの遭難が続いている。
山スキーの定義は「ゲレンデ(スキー場)以外のスキー」だという。
雪国育ち(小学校・中学校の冬の体育授業はスキーだった)の私から
以下のことを言わせていただいきたい。
晴天で雪がある程度締まっていれば楽しいスポーツだ。
ところが・・
一旦、天候が荒れれば周囲は一変する。
吹雪けば一寸先は見えず、登って来たスキー跡は消え、地元の人でも
覚えているはずの夏道も全くわからなくなる。
夏の登山でもそうだが、下へ下へと降りて行くのは危険だ。
私は遭ったことはないが、急斜面に出会えば雪崩の危険もあるうる。
私の頃は、グループで雪をしっかり踏みしめて登り、その踏み跡を滑り
下りて来た。もちろんお天気が荒れる予報があれば中止だった。
「君子危うきに近寄らず」・・が鉄則だね。
白銀の微笑の裏に隠された白い悪魔に呑み込まれたら、残された家族
を泣かせるし、捜索のために大勢の人たちに迷惑をかけることになるよ。
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