店閉まり書物難民この地域
駅のコンコースにあった書店が閉店した。
小さな店で置ける種類は僅かだが、それでも雑誌、文庫本、新書版など買う
こともあった。
何よりも、電車の待ち時間や下車後の立ち読みができなくなったのは寂しい。
数年前に駅の売店もなくなり、改札口前もやけに広くなったと思う。
小さな書店では、大方の読者の要望に応えるのは難しい。
取次店も人気の新刊本も回してくれまい。
単価の低い雑誌、文庫本などでは売上額も知れている。
紙から電子本への移行も売れない背景になっているかも知れない。
それに駅では家賃も高いはずだ。小さく店でも1人分の人件費はかかる。
そうはわかっていても、これで・・
この駅付近はもちろん、駅から半径3kmの範囲に書店は皆無になった。
電車か車で町の中心街に出なければ本が買えなくなった。
いわば、この地域の住民は書物難民になったわけだ。
まあ、本なんか買わなくても死ぬわけではないけど・・何か悲しいネ。
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