成長の脱皮にしては騒ぎ過ぎ
大塚家具のお家騒動は勝久会長の娘の久美子社長側に軍配が挙がった。
どっちが勝っても茨の道が待っているのは事実、それならどうする?
私だったら、経営は次代に任せて口出しはしない。
会社が潰れても、それはそれで後継者の選定と育成を怠った結果だと諦める。
会長は私と同世代、まず先がない。世の流れに柔軟に対応できない。
昔の成功にこだわり頑迷になっているのが普通だ。いざぎよさが必要なんだ。
私が勤めた会社も入社時は東証1部上場企業だったが、当時は実質的に家族
経営だった。役員会には役員ではない社長の奥さんまで出席していた。
その後、規模が大きくなるにつれて普通の会社へ脱皮して行った。
首を切られた社長の義兄弟とはいろいろあったと思うけど表面化しなかった。
高学歴の子息やその仲間が後継者として入社してきたが上手く行かなかった。
大塚家具はこうした過程での出来事だと思う。
ただ、これだけ経済がグローバルし先が読めない時代に娘が適任者かどうか
は不透明だ。
後継者争いがゴールではなく、何周かの遅れのスタート台に立ったばかりだ。
間違いなくゴールが遠のいたわけだ。
改革に学歴も前職も関係ない。かえって高学歴がジャマをするかも知れない。
ストーリーは始まったばかりだ。外野席からそのドラマを見させてもらおう。
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