大先生見込み違いで匙投げる
聖学院大学学長で政治学者の姜尚中氏が、同大学の学長を3月で辞任すると
いう記事が週刊誌に載っていた。
この大学は埼玉県上尾市にあり、定年後、ここで学んでいる旧知のシニアも多い。
初めて知ったが、同大はプロテスタント系で幼稚園から大学まで有する総合学園
で、姜先生も30代に上尾市に住み洗礼を受けているそうだ。
記事によると、この縁で「姜尚中氏は、2013年4月に学長含みで三顧の礼をで迎
えられ、翌年4月から任期5年の学長に向かえられた」とある。
辞任の背景には、「いろいろ改革をやりたかったようだが、全てはたたき上げの教
員や牧師で構成する理事会の同意が得られなかっただようだ。姜先生は、想い通
りのガバナンスが出来ず匙を投げたと思う」・・と記者はまとめている。
有名な先生だし大学も遠くはないから、公開講座など機会があれば参加したいと
思っていたけどそれも叶わぬこととなった。
理論は立派でもそれと大学経営の能力とは別のものだ・・と知ったならさっさと辞め
た方がいいかも知れない。ひっそりと辞めるようだが、その方がいいと思う。
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