2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

« やっぱり上から目線この言葉 | トップページ | 何となく10月晦日暮れて行き »

2015年10月30日 (金)

今もなお生きる怪物門の上

 「マオ 誰も知らなかった毛沢東 下」(ユン・チアン著、講談社版)を読み終わった。
512頁の大著、1日50頁ずつ読んで10日かかった。(「お気に入りの本」参照)

下巻は毛沢東の53歳(スターリンと張り合う)から82歳(最後の日々)の死までを描い
ている。

上巻、下巻に書かれた毛沢東の生涯から、彼の性格、思想、そして彼の統治を知る
ことができた。直接、間接を問わず彼が中国人民7000万人を死に追いやったことが
決して誇張でないことがわった。こんな権力者は世界で彼が初めてだった。

毛沢東の股肱の臣である周恩来の死も、彼の作為によって早められたとは・・!

最終章「最後の日々」とエピローグに著者の思いが全て集約されていると思う。
一部を引用して感想としたい。

“1976年9月9日午前零時10分、毛沢東は死んだ。毛沢東の頭脳は最後まで明晰で
あり、その中を去来していたのはただひとつ、自分自身と自分の権力に対する思い
であった。”「(第6部 復讐の味」より)

“今日なお、毛沢東の肖像と遺体は首都北京の中心部にあって、天安門広場を威圧
  している。現共産党政権は自らを毛沢東の後継政権と位置づけ、全力で毛沢東神
  話の不朽化をめざしている。”(「エピローグ」より)

« やっぱり上から目線この言葉 | トップページ | 何となく10月晦日暮れて行き »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今もなお生きる怪物門の上:

« やっぱり上から目線この言葉 | トップページ | 何となく10月晦日暮れて行き »

無料ブログはココログ

お気に入りの本