自分史を五・七・五で詠んでみる
最近、自分史を残す人が多いらしい。
自分はまったくその気なし。
文才はもちろんないが、仮に文才があって書いたとしても誰も読みはしない。
出版にはもちろんカネもかかるしネ。やるだけムダだ。
それなら、川柳で自分史を作ってみたらと常々考えていた。
もちろん自己満足のためだ。
1年1句として70数句を詠めばよい。それならA4紙1~2枚で済む。
子供に残しても、捨てられても何ら後悔しない程度のモノだ。
そんなことを考えていたら・・・
今日の毎日新聞朝刊に『「人生24句」が大きな反響』という記事が載っていた。
新聞社が「ご自分の人生を24の川柳にまとめて送ってください」と、呼びかけ
たものだ。3人の応募作が紹介されている。
横浜市の吉岡さん(女性、74歳)の句例では・・
16、17句目に、ご主人が逝き、2年後に長女を肺がんで亡くしたと詠んでいる。
⑯ 「夫逝きて二年後に長女逝く」
⑰ 「肺癌のステージ4と笑った娘」
18句目から24句目までは、これからどう生きるかの気持ちを詠んでいる。
そうか!自分の人生上で起こった大きな出来事から、メリハリの効いた句を作
ればいいんだ。作句くらいはできるだろう。
ただし、できた句がメリハリが効いたモノになるかどうかはわからない。
挑戦してみようと思う。
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