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2016年5月 8日 (日)

形変え今も変わらぬ人の性

 「奴隷のしつけ方」(ジェリー・トナー著、橘明美訳、太田出版)を読んだ。
本書は、古典学研究者の著者が、架空の古代ローマの貴族の名で当時の
奴隷制度を記述したモノ。いわば奴隷を使う者から見た上から目線の書だ。

著者の意見は各章ごとの末尾に記されてる。

読んで最初に感じたことは・・
時代が変わり人が変わっても、人間の中身はあまり変わっていないということ。
叱咤激励する方法が変わっても、人が人を使う考え方は現代にも通じると思う。

古代ローマ千年を通じての奴隷制度とは・・
本書にはないが、奴隷制がなければ、あの広大な古代ローマの領土拡大はなか
ったと思う。戦勝の度に大量の捕虜が発生するから彼らの処遇が問題になる。

奴隷制は古代ローマの市民権との兼ね合いによって発生したと考える。
したがって、古代ローマ千年の歴史を通じて奴隷制を否定する論評はなかった。
スパルタカスの反乱など若干はあったが大きな奴隷たちによる反乱はなかった。

人類は地球を小さくして来たが著者によれば・・
“NGOの推計によれば、暴力で脅されて労働をき強要され、給料ももらえず、逃げ
る希望させもない人々が2700万人いるそうです。現代社会には、古代ローマのど
の時代よりも多くの奴隷がいるのです。”

EU諸国のシリア難民は受け入れの経過を見ていると、古代ローマの施策に一脈
通じるものがありそうだ。
また北朝鮮の国民は奴隷だね。

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