賞とっても専業わずか一桁か
台風10号が過ぎ去って、当地にはまた夏の暑さが戻った。北海道や東北地方で
は、浸水や人的被害が発生しているという。
被害に遭った地方の方々にお見舞い申し上げます。合わせて素早い復興をお祈り
申し上げます。
8月29日のM新聞夕刊「特集ワイド」に興味ある記事が載っていた。
芥川賞(賞金100万円)を受賞した作家(純文学)でも、受賞時こそ、そこそこの大金
を得られるが、長期間に亘って安定した収入を得るのが大変だそうだ。
そこでアルバイトや他の仕事との掛け持ちで凌ぐことになる。
純部文学専業で食えるのは、村上春樹さんなど1桁代だけだと言う。
この背景には、日本の出版販売額はその頂点時(1996年)に比べ、2015年は6割に
減っていることにあるらしい。出版不況が食えない作家を作り出してるわけだ。
そう言えば、電車内で本を読んでいる人はごく僅か!殆どがスマフォにかぶりつきだ。
私も読書が好きだが、本を買うのはごく僅かだ。大部分は図書館から借り出す。
私の読書は、作家の収入やGDPには何らの貢献をしていないんだね。
1回しか読まぬ本に1000円以上払うのはもったいない。
これ以上、蔵書を増やしたくないんだ。逆に断捨離をしているんだ・・。
いずれの道も、安穏としていてはプロになれないんだね。
でも、この道を選んだのは自分だ。結果も自分で負わなければならない。
大なり小なり、誰にも言えることだ。
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