2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

« りビングをひっくり返して孫帰る | トップページ | 来年の天気気になる暑い夏 »

2016年8月12日 (金)

読むほどにピンコロいいと思う本

  「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー著(新潮文庫)を読
んだ。本書は作者とその母親との半生を綴ったものだ。(「お気に入りの本」参照)
本書の書名は読書クイズによく登場するし、題名が特異だったので、興味を引かれ
て読んでみたら、至極真面目な内容だった。

2005年に単行本として刊行されて200万部売れたそうだ。
当時、私はリタイアして数年後、遊び回っていた頃で、読書には興味がなかった。
作者のリリー・フランキーは、今では50才半頃のはず。高齢の親を送る世代だ。

内容は、作者母子の半生物語だから読んでいただくしかない。
親子ストーリーは各人各様、それぞれ筋書きが違う。本書はその一例に過ぎない。
心に残ったのは、作者は母親(オカン)の末期の多くの頁を割いている部分だ。

作者の母は甲状腺がんに始まり、結果的には転移したがんで亡くなるのだが、患
者での立場で考えると、こんな最期は迎えたくないの一語に尽きる。
私もがん患者だったから・・。

まず、がんとの戦いは痛みとの戦いだ。鎮痛剤のモルヒネもだんだん効果が無くな
って来る。私は3回ほど死の間際から戻っているが、意識が薄くなっていく過程では
痛みは感じないから、死は少しも怖くない。ただし激痛は困る。

次はお金だ。
高額医療制度もありがん保険にも入っているが、それだけでは済まないようだ。
治療が長引けば家族にも迷惑がかかる。患者として、末期にしてほしいことなどの
意思表明は早い時期に書き記しておいた方が良さそうだ。

いろいろ考えさせられた本だった。ぜひ私と同じ世代の方々に読んでいただきたい。






« りビングをひっくり返して孫帰る | トップページ | 来年の天気気になる暑い夏 »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 読むほどにピンコロいいと思う本:

« りビングをひっくり返して孫帰る | トップページ | 来年の天気気になる暑い夏 »

無料ブログはココログ

お気に入りの本