ブレーキの効かぬ車に乗せていき
明日は終戦(敗戦)記念日だ。
これに関連番組だと思うが、今夜(21時~)のNHKスペシャル「村人はなぜ満州へ」
は興味深かった
番組は、従来から歴史認識を発見された資料で裏付ける構成になっているが、そん
な中で特に強調されているのは、官僚主義の無責任体制ではなかったか?
満州移民を主管とする役所が変わる。
一旦決めた国策は情勢が大幅に変わっても止めない。
敗戦が迫ると主管官庁もなくなる。
誰も責任を取らない。(誰も反省していない)
確かに満州移民を進めた政治が根本的に誤っていたわけだが、この政策を進めた
官僚にも大きな責任がある。
果たして、敗戦でこの体質は変わったのだろうか?
今次の大戦について、日本人として総括していない。
東電の福島原発事故についても、誰も責任を取っていない。
年金資金で厚生施設を作り、100億円単位の赤字を出しながら、のうのうと高額退職
金を得て天下り、豊かな老後を送っている元高級官僚・・などなど。
こんな状態では、混乱の極みには国だって多くの国民に犠牲を強いるかも知れない。
今夜のこの番組は、そんな無責任体制で多くの国民を犠牲を出さないように、国民が
しっかり国を監視しろいう警告を発していると理解したい。
今日は、親族の新盆法要でカミさんとお寺へ出かけた。
新盆法要はわれわれのグループだけでなく、複数の見知らぬブループと一緒だった。
こんな新盆は初めてだ。僧侶は2名、焼香台は4台あった。
もし、新しい法要形式だとすれば合理的だと思う。
遺族関係者にとっては費用を安く済ませられるし、僧侶側にとっては遺族を個別訪問
する必要がない。
でも、法要の内容は読経だけではダメだね。
生きている者を元気づける法話を期待したい。
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