冬の富士駿河の宿の黒おでん
台風一過、猛烈な暑さになった。
午前中、所用で所用で外出するため玄関を出て道路に出た途端、強烈な太陽
光線でクラクラと目眩がした。フェーン現象なんだろうね。でも秋はすぐだね。
さて、あと2週間で9月だ。月が変わってすぐに川柳会がある。
この週末は、9月句会の宿題句提出期限だ。お題は「名物」
書きためてある句の中から、適当なものをあればと思い探してみた。
そんな中に、タイトルに書いた富士山と静岡おでん(黒おでん)の句が載っていた。
オリジナルで未発表とあるから、どこへ出しても心配はないはず。
大学を出て、最初の任地は神奈川県平塚市だった。馬入川(相模川)の茅ヶ崎側
あたりから見た冬の富士山は素晴らしい。
その後、東京の本社に転勤して何回も静岡に出張した。
静岡で食べたのが彼の地の黒おでんだ。多分、最初はおでん横丁だったと思う。
会社をリタイアした後は、旧東海道を東京・日本橋から歩いて静岡に泊まった。
この時も、昼間は冠雪した富士山を眺め、夜は黒おでんを堪能した。
こんな想いで、白銀の抱く富士山と黒いおでんを対比した上の句を出そうかと思
ったんだ。選者や参加会員がどんな評価をしようが気にしない。
人生の忘れられないワンシーンだからね。誰も壊すことはできないんだ、
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