伝達は型で伝える武道では
昨日の公開講演会の続き・・
2番目の講師の演題は「武道に学ぶ心の教育」だった。
なるほどと、武道とはこういうことだったのかと得心がいった。
まず、冒頭に世阿弥は、「客体化された技」を極めたところから「主体化された心」
が出てくると言っている。
これから・・“日本には技を極めることで心を開花させる教育方法が存在している”
と講師は結んでいる。武道はこの典型例とのことだ。
“型という拘束性で人は束縛を感じるが、その窮屈さの中で型の稽古が繰り返される。
その稽古が内面的に精神化の方向へと鍛錬して行くと考えられている。”
“武道では、師について学ぶ際に理屈を教わることはない。師について技を習得しな
がらその理を稽えていくことになる。”
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