仕方ないがんを抱えて生きていく
全がん協(全国がんセンター協議会)によるがんの部位的生存率(5年、10年)
が発表されている。
私は前立腺がんの告知を受けて昨年12月で満5年が経過、この4月で術後満5
年が経過する予定だ。この調査で自分の場合、どこに位置するか興味があった
ので上記HPを覗いてみた。
5年、10年とも病気Ⅰ~Ⅲ期までは100%の生存率になっている。
やはり、さすがⅣ期となると62.0%(5年)、69.5%(10年)と率が下がる。
手術率は5年で38.7%、案外全摘手術は少ないんだね。
私はⅡ期だったので、この調査の範囲では10年までは何とか生きられそうだ。
手術を受けた大学病院の主治医からは、5年で89%の生存率と伝えられたから
このがんの進行はユックリと言えそうだ。
事実、3ヵ月毎のPSA検査数値も大きな変動はない。決して完治しているわけでは
なく、体のどこかでがん細胞は秘かに増殖していると主治医に言われている。
あと5年で男性の平均寿命の年齢に達する。自立した生活をしたいものだ。
これからは、残りの人生をどう生きるかの心の持ち方が問われそうだ。
いわば宗教的領域なのだろう。心したい。
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