飲んべえの声が届かぬ酒値上げ
ビール類が明日から値上げだそうだ。
私も含めて飲んべえは嬉しくないと思うよ。
ビール類の安売りは許さないという国税庁の方針で、スーパーなどの安売り
に規制をかけ、個人経営の酒屋を救済する目的らしい。
違反すると酒の小売免許を取り上げるとの報道だ。
需要が高まるこの時期に値上げとは、お国もしっかりしている。
酒だけが仕入原価を割っての販売は御法度・・という理屈はオカシイ!
販売店は、店全体で利益を出せばいいんだから、ビール類を特売の目玉に
使っても決しておかしくはない。
零細小売店の救済が目的なら、八百屋、肉屋、魚屋など、大手流通業に破れ
ていった小売店も、同様な恩恵を受けなければ不公平だ。
零細酒店も経済の動きに応じて、対応策を考える・・、これは店主の責任だ。
何で酒だけが例外なのか、私には理解できない。
第一、自由経済では、小売価格の決定は販売者の自由であるはずだ。
国が酒税免許をちらつかせて、販売価格を規制するのは越権行為だろう。
本文を書いていて腹が立ったから、今日の晩酌は少し減らそうと思う。
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