反撃の千切りキャベツてんこ盛り
7月川柳会、この日のお題は「盛り」だった。
タイトルの句は、私の提出したもので評価は低かった。
夫婦の口喧嘩などで、妻を押さえ込んだ時、妻が腹いせで野菜を切り刻む
風景を詠んだつもりだが、「反撃」が理解されなかったようだ。
評価を聞きながら、先日に読んだ心理学者のアドルフ・アドラーの教えを思
い出していた。
曰く「他者の課題を切り捨てよ」
今日の句会で言ば・・
私の句の評価は、他者の課題であって私にはどうにもできない。
切り捨ての出来ない人は、他者からの承認欲求にとらわれている人だという。
句を出した時は、自句が最適だと思ったのだから、他者の評価を気にする
必要はない。評価は他者の課題だから、自分が踏み込むべきでないんだ。
そう考えたら、気が楽になった。
私の上の意見を読者は、「負け犬の遠吠え」と聞えるかも知れない。
どうぞ、そう思っても結構です。それは私の課題ではありませんから・・。
また、アドラーの言葉に「他者を評価しない」がある。
これを意識して、メンバーの句の評価時に黙っていたら「今日は静かですね。
この句をどう思いますか?」と司会者、ふられた。
私の返事は「いいですね、元気があって」の一言だけ。
これからはこの意識で会に臨もうかな?
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