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2017年8月30日 (水)

藤村の本で差別のもと探る

   島崎藤村の小説「破戒」の紹介記事が、昨日のM新聞夕刊に載っていた。
筆者は劇作家・演出家の平田オリザさんだ。

曰く “「差別」の原点、痛感させる一冊”とある。

「破戒」を読んで以来、単に被差別部落出身の懊悩を描いた作品だと思って
いたが、白人至上主義に対するトランプ大統領の発言や、ヘイトスピーチにも
通じる差別意識の原点を意識させる本だという。

ならば、再再度の読み返しをせねばならいかも・・。
今に残る差別の原点を、私なりに探ってみたいから・・。

私は、この小説には特別な思い入れがある。

「破戒」の舞台となった北信濃の町で、私が小学校、中学校時代を過ごした。
主人公の瀬川丑松が下宿していた蓮華寺(実名は真宗寺)は、当時のわが
家からは、徒歩で数分の距離で、鬱蒼とした大木に囲まれた古刹だった。

残念ながら、この寺は1952年の大火で消失してしまった。
100軒以上(わが家も全焼)燃えた火事で、この寺は一昼夜燃え続けていた
のを覚えている。
街も寺も、丑松が下宿した当時の面影は全くなくなってしまった。

「破戒」の内容は、多分、小学校時代に両親か教師から聞いたと思う。
中学校時代と、社会に出てから本書を読んだ記憶がある。

結局、丑松は出目を明かし、職を辞してアメリカに渡ると言うところで小説は
終わるのだが、当時のアメリカでは人種差別がひどく、決して天国ではなか
ったはず。その地で藤村はどんな姿を丑松に重ねたいたのだろうか?

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