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2017年11月29日 (水)

図書館は裏を表で俺に貸す

 

   私は、村西とおるという男を初めて知った。

図書館から借りてきた「全裸監督  村西とおる伝」(本橋信宏著、太田出版)に
よってだ。ある新聞の書評欄にあったので講読を申し込んでおいた本だ。

図書館の窓口では、この本の表と裏を逆さにして私に貸し出した。
こんな対応は初めてだったので、不思議に思って本をひっくり返してみた。
オモテ表紙と背表紙には大きな字で「全裸監督」の文と、主人公の大きな写真
が躍っていた。(「お気に入りの本」参照)
窓口の女性は表紙の「全裸」の文字にビックリしたに違いない。
A5版700頁に及ぶ厚さだ。

さて、村西とおるとは何者か?
インターネットで調べたら、彼はAV監督とある。
1948(昭和43年)年生まれだから今年で69歳だ。団塊の世代だね。

本書を読むと、彼の経歴を通して世の流れとAVの歴史がよくわかる。
エロ本発行から初めて、過激な題名で数万本のフィルムとかビディオを作成した
わけだ。数億円を稼ぎ出し、最後は50億円の負債を負う身になってしまう。

AVを足場に、映画俳優になった女性も実名で登場する。
また、性に対する考え方、受け取り方も随分変わってきている。
本書は、こうした世相史を村西とおるという男を通じてあぶり出しているのではな
いかと思う。決して羞恥本ではない。だから公共図書館も本書を購入したと思う。

読んでも読んでも頁が進まない。やっと返却日前日に読み終わった次第だ。



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