「ずぼらでも腹はただしく時告げる まさし」
6月川柳会の日。
本ブログのタイトルは、この句会の課題句{時計」で◎(天の句)がついた1句。
選者のコメントは「腹時計が1番正直で」だった。
本ブログのタイトルは、この句会の課題句{時計」で◎(天の句)がついた1句。
選者のコメントは「腹時計が1番正直で」だった。
私の句「1時2時3時4時5時羊追う」は、互選で2番目の票を獲得したが選者
のコメントは「追うだけでは芸が無さ過ぎる」との酷評・・。
選者の模範句は「明け方の5時には羊寝り」だった。
「芸がな無さ過ぎる」なら、「選者先生! 上五中七を活かして下五の例をし示
して下さいよ!」と言いたくなったが、黙っているのも意思表示とガマンした。
たかが川柳、言葉遊びでモメることあるまい・・がその時の信条だったね。
自由吟は以下の句が選ばれた。
「病院の先は貸し切り田舎バス」
おじいちゃん、おばあちゃんが病院のバス停でどっと降り、バスはガラガラに・・、
乗客は私1人の貸し切りになった。その時の情景を詠んだもの。
田舎バスとは失礼だけどご勘弁! 貸し切り状態になったドライバーは、私をバ
スの座席の最前列に移動を促し、運転手兼ガイドに早変わり、観光案内をしなが
ら無事に私の目的地まで届けてくれた。そんな旅を詠んだもの。楽しかった。
果たして選者はこんな旅を想像してくれただろうか?
そうじゃなけれりゃ、それこそ選者先生芸が無さ過ぎるよネ。
« 「1時2時3時4時5時羊追う」 | トップページ | 虫たちの逆襲に遭う庭木刈り »
「俳句・川柳」カテゴリの記事
- ボタンかけ下からやらなきゃあいません 甲〆キク(2021.12.05)
- わが家ではスマフォ経読むご仏前(2021.11.03)
- 激論もパジャマ姿の下半身(34回 第一生命サラセン優秀句)(2021.01.27)
- 面倒だ一筆書きで済ませちゃえ(2020.12.14)
- 「不揃いの長靴が行く雪の葬 石田一郎」(2020.03.15)
コメント